出演者お三方とも三十路に近づき、
さらにご結婚なされてますます音声番組制作が難しくなってきているとおもいますが
今までの「映像作品」に関して解説を、そしてリスナーが待ち望んでいる
「新作」に関して一言お願いします。
A:
確かにこの活動を続けているメンバーは30代になってきました。
歳がどうのこうのよりも生活環境が変わることで
活動が難しくなってきているのは事実ですが
その覚悟とまわりの理解に支えられてこの先も頑張っていきますよ!!

さて“映像”ですね、今も待ち望まれてますかね…
http://www.odeandhodo.com/movie.html
今では音声番組サイトと思われがちな“Odeand舗堂”ですが
当初は“映像”こと“ショートムービー”が主軸だったのです。
音声番組はあくまでも映像が更新される間の繋ぎであり、
決してメインとするコンテンツではなかったのですが…すっかり入れ替わってしまいました。
というよりも入れ替わる程度ではなく“映像”は2007年の12月から更新していません。
『来年は更新します』と何度言い続けてきたでしょう。
それから約7年、更新していないのですから。
とりあえずそれでもこの件についてはこうやって言わせてください。
不真面目さがあるとそれは自分にとっての余裕であり、逃げ道でもあります。
その隙間に身体を挟んでしっかりと考えますので。
全部が全部ではないです、音声番組に関してはしっかりやっていきます。
本題はこれからですね。
映像作品のそれぞれの解説。
まず第1回作品 “スクランブルーム”。
初めての映像制作だけあって下準備が十分に行われた作品です。
見どころは全く別々の部屋で生活をしている3人が、グルグルと繋がっているところです。
部屋で起こる人間の何気ない行動を考えながら
それが次へ繋がるかを照らし合わせることは楽しくもあり苦しくもありでした。
実は早々に“スクランブルーム2”の案があがっていて、また同じ3人が登場する予定でした。
同じ3人…ということは走って出掛けた彼はあの後○○ていたということになりますね。
すでに観て下さった方にはこの意味が分かると思います。
次に第2回作品 “退き引きに苦しむ男”。
前作がほぼ室内撮影だったのに対し、今作は全てロケで行いました。
見どころは理由あって追われている男が家にまでも押しかけられ
逃げ切れたと思っても追ってくるとある奇妙な男です。
人は人らしくない動作に恐怖しますが、それがこの奇妙な男のしぐさに表れていたと思います。
分かりやすいところを言うと全力で息切れしながら逃げている男に対し、
奇妙な男はほぼ同じ速度で表情変えずに迫ってくるところです。
物語の最終的には別の意味での恐怖に変わりましたが…。
タイトルのからくり分かりましたか?
“ノキひきにくルシムオトコ”に作品のオチが隠れてますね。
最後に第3回作品 “ショットサイコシュート”。
メンバーの入れ替えがあったあとの作品です。
見どころは“スクランブルーム”と“退き引きに苦しむ男”を足して2で割ったような作品なので
それぞれの人物に共通させたところやこれまた奇妙な男の動作ですね。
あと観て頂ければ分かるので詳しくは言いませんが、主人公は空き缶という見方が出来ます。
空き缶は最終的に始めにいた場所に戻りますが、最初とは明らかに違うところがあります。
そんなところにも注目して頂けたら嬉しいですね。
と自分でも久し振りに振り返ってみました、どれも思い出深い作品です。
これを機にまだ観たことがない方は是非観て欲しいですね。
他にもCFコンテストに出品した作品がありますが、これは別の機会があればお話します。
質問文に『リスナーが待ち望んでいる「新作」』とありますね。
これに関しては一言でお願いしますということで…。
『申し訳ございません』