2014年04月03日

インタビュー改訂版11『ムービーの解説、そして新作…』

Q:
出演者お三方とも三十路に近づき、
さらにご結婚なされてますます音声番組制作が難しくなってきているとおもいますが
今までの「映像作品」に関して解説を、そしてリスナーが待ち望んでいる
「新作」に関して一言お願いします。


A:
確かにこの活動を続けているメンバーは30代になってきました。

歳がどうのこうのよりも生活環境が変わることで
活動が難しくなってきているのは事実ですが
その覚悟とまわりの理解に支えられてこの先も頑張っていきますよ!!

movietop2.jpg

さて“映像”ですね、今も待ち望まれてますかね…
http://www.odeandhodo.com/movie.html

今では音声番組サイトと思われがちな“Odeand舗堂”ですが
当初は“映像”こと“ショートムービー”が主軸だったのです。
音声番組はあくまでも映像が更新される間の繋ぎであり、
決してメインとするコンテンツではなかったのですが…すっかり入れ替わってしまいました。
というよりも入れ替わる程度ではなく“映像”は2007年の12月から更新していません。

『来年は更新します』と何度言い続けてきたでしょう。
それから約7年、更新していないのですから。
とりあえずそれでもこの件についてはこうやって言わせてください。
不真面目さがあるとそれは自分にとっての余裕であり、逃げ道でもあります。
その隙間に身体を挟んでしっかりと考えますので。
全部が全部ではないです、音声番組に関してはしっかりやっていきます。


本題はこれからですね。
映像作品のそれぞれの解説。

まず第1回作品 “スクランブルーム”。
初めての映像制作だけあって下準備が十分に行われた作品です。
見どころは全く別々の部屋で生活をしている3人が、グルグルと繋がっているところです。
部屋で起こる人間の何気ない行動を考えながら
それが次へ繋がるかを照らし合わせることは楽しくもあり苦しくもありでした。
実は早々に“スクランブルーム2”の案があがっていて、また同じ3人が登場する予定でした。
同じ3人…ということは走って出掛けた彼はあの後○○ていたということになりますね。
すでに観て下さった方にはこの意味が分かると思います。


次に第2回作品 “退き引きに苦しむ男”。
前作がほぼ室内撮影だったのに対し、今作は全てロケで行いました。
見どころは理由あって追われている男が家にまでも押しかけられ
逃げ切れたと思っても追ってくるとある奇妙な男です。
人は人らしくない動作に恐怖しますが、それがこの奇妙な男のしぐさに表れていたと思います。
分かりやすいところを言うと全力で息切れしながら逃げている男に対し、
奇妙な男はほぼ同じ速度で表情変えずに迫ってくるところです。
物語の最終的には別の意味での恐怖に変わりましたが…。
タイトルのからくり分かりましたか?
“ノキひきにくルシムオトコ”に作品のオチが隠れてますね。


最後に第3回作品 “ショットサイコシュート”。
メンバーの入れ替えがあったあとの作品です。
見どころは“スクランブルーム”と“退き引きに苦しむ男”を足して2で割ったような作品なので
それぞれの人物に共通させたところやこれまた奇妙な男の動作ですね。
あと観て頂ければ分かるので詳しくは言いませんが、主人公は空き缶という見方が出来ます。
空き缶は最終的に始めにいた場所に戻りますが、最初とは明らかに違うところがあります。
そんなところにも注目して頂けたら嬉しいですね。


と自分でも久し振りに振り返ってみました、どれも思い出深い作品です。
これを機にまだ観たことがない方は是非観て欲しいですね。
他にもCFコンテストに出品した作品がありますが、これは別の機会があればお話します。

質問文に『リスナーが待ち望んでいる「新作」』とありますね。
これに関しては一言でお願いしますということで…。

『申し訳ございません』
posted by メガネタマーニ at 00:00| Comment(0) | 菊池の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月28日

インタビュー改訂版10『ナダラカ向上心の質問かぶり』

Q:
毎回早口なしゃべりなのに聴きやすいと評判の「菊池翔のナダラカ向上心」ですが
質問がかぶることはないんでしょうか?


A:
ありがとうございます、まず聴きやすいと評判というのが
本人は初耳だったので誠に恐縮です。

本題の前に、毎回早口な理由は話す情報を少しでも多くしようと思って
そうし始めたらいつしかもう初期のようにゆったりと話すことは出来なくなっていました。

さて本題ですが“菊池翔のナダラカ向上心”という自分が1人で話すフリートーク15分番組。
その中に“自力80%”というコーナーがあり
これは日常にある様々な疑問や質問に対し、自分で調べ自分で解決するといった内容です。
番組開始と同時に始まって、今も尚続いておりますので、
かれこれ7年2ヶ月(2014年2月現在調べ)疑問や質問に答えてきたということになります。

本来、このコーナーは疑問自体も自分で考えるというところから
ほとんどが自力のコーナー、つまり“自力80%”だったわけです。
まさかその後、今ほど疑問メールを頂けるとは思ってもいなかったので
コーナーとしては嬉しい悲鳴です。

なので最初のうちは自分で疑問を整理しつつ解決していたのですが
疑問がリスナーさんからも届き、しばらくの期間やっていると
確実に正確に疑問を憶えているといったらウソになります。
正直、解決したくせに答えられない疑問もいくつかあります。

それでも過去に疑問がかぶっていないのは、漠然とした記憶が操作してくれているのと
リスナーさんからの疑問に関してはおそらく過去配信分もある程度聴いて下さっている方で
かぶらないようにして頂いているとしか思えません。
でも世の中の疑問なんてきっと自分が一生をかけても答えきれないほどありますから
むしろかぶることの方が凄いことかもしれませんね。

今後、もしこの番組の知名度が上がったら
世の中の何かのブームごとにその話題そった疑問に偏って、かぶることは出てきそうです。
そしてこのコーナー、万が一かぶることがあっても
違うリスナーさんからの疑問だった場合は番組内で必ずお読みしていきます。
過去とそのときとでは世間的にも答えが変わっているかもしれませんし
新たな補足が出来るかもしれません。
あまりにも多かったらそれはそのときの判断で。

それにしても“聴きやすい”というお言葉は本当に嬉しいです。
この場で感謝も申し上げます。

仮のラジオバナー2.jpg
▲初期のナダラカ向上心の画像


※ナダラカ向上心はOdeand舗堂によるコンテンツの一つです。
URL:http://www.odeandhodo.com/radio.html

posted by メガネタマーニ at 01:30| Comment(0) | 菊池の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月22日

インタビュー改訂版9『小友輔の成長』

Q:
「one room」「お茶の味」「小高・菊池のオダカルチャー」の流れから
 小高さんの成長具合を述べてください。


A:
これはなかなか通な方からのご質問かもしれません。

小高というのはOdeand舗堂のメンバーで、彼の音声番組は三部作といってもいいくらい、
番組ごとに彼自身も変化していきました。
現在は“小高・菊池のオダカルチャー”が隔週で更新されいるのですが
それまではメンバーが辞めるごとに番組が終っては始まりと繰り返してきました。

このことに触れるにはOdeand舗堂にかつて在籍していたメンバー、
関本真矢と菅井芳樹という人物を簡単にでもお伝えしなければなりません。

始めに関本ですが、彼はOdeand舗堂初期のメンバーで表舞台に立つことが比較的好きな人です。
話すことも苦手ではなく、声量も良くメンバーの中では明るさの中心的存在でした。
ただ話し出すと説明が長くなっていたり、話の終わりが見えなくなっていたりと
少々難儀なところはありましたが、個性としてはとても良かったです。

そして菅井ですが、彼は関本が脱退してから加入したメンバーです。
関本とは対照的で表舞台に立つことはあまり得意ではなく
自ら率先して話をするタイプではありませんでした。
しかし、その分こちらからの期待には出来るだけ応えようとしてくれたので
番組を作っていく上ではとてもやりやすく彼もまた貴重な存在でした。

この2人と今まで番組をやってきたのが小高友輔であり
ある意味メンバーの脱退、加入に一番振り回されたというわけです。


では前置きが長くなりましたが、その小高の成長具合をお答えます。
まず、“関本・小高のOdeRoom”(06年12月〜07年08月 全18回)。
oneroom.jpg
http://www.odeandhodo.com/oneroom.html

こちらの番組は明るい関本と落ち着いた小高がお送りするバラエティートーク番組でした。
基本的には関本の話に小高が冷静に切り返していくというスタンスだったのですが
これにはわけがあり、小高というのは性格上あまりズバズバと話さないんです。
なので関本の話す粗に対して触れていく形が、
当初は小高らしくもあり、立ち振る舞いもしやすかったと思っています。
悪いところを言うなら言葉を選びすぎて間が長く空いてしまったり
声に自信がない印象だったのでもっと堂々と話せればいいと思っていました。

そして関本が脱退して菅井が加入し、始まった番組が
“菅井・小高のお茶の味”(07年08月〜09年03月 全42回)。
ochanoazi.jpg
http://www.odeandhodo.com/ochanoazi.html

菅井は先ほど説明した通り自ら率先して話すタイプではなく、小高もそういったタイプだったので
それならばいっそお互いがマイペースにお送りする番組にしようということになりました。
そうそう、小高は2番手精神という常に一歩ひいていることが好みでした。
そういうこともあってここでも菅井を中心としてそれに小高が触れていくスタンスでした。
しかし、数十回と続けていくと慣れてきたということもあるのでしょうが
小高は話術、空気の読み、笑い、伝達力というものがメキメキと上達し
いつしか2番手とは言えない程の存在になってきました。
強いていうならこの番組から小高の成長は勢いづいてきたのです。

やがて諸事情により菅井は脱退し、
Odeand舗堂は菊池と小高という、現段階の2人体制で活動していくことになりました。
そうなると新しい小高の番組は菊池と組んで始めるしかなくなり
(一人番組(ナダラカ向上心)と二人番組(小高出演の番組)という番組リスト構成を維持させるため)
“小高・菊池のオダカルチャー”(09年03月〜配信中)という番組が出来ました。

odaculture.jpg
▲現在も隔週更新中の“小高・菊池のオダカルチャー”

お気づきの通り、初めて小高の名前が番組名の頭に付くことになり
2番手ではなくメインとしての番組になるのです。
そして番組内容も小高友輔を猛烈にアピールするものです。
きっと当初の小高でしたらこの内容の企画では、やろうとは思えなかったでしょう。
2年以上の音声番組経験を経て培ったものが自分自身を後押しし
こうしてまた2年以上もこのオダカルチャーを続けて来られたんだと思います。

いつか、何のために何を糧にこの活動を続けていられるのかと聞いたことがあります。
小高は『喋れることが楽しい』と答えました。
始めてから7年以上が経ち、喋ることでの自己主張に快感を得ているらしいのです。
自分もそうです。性格や好き嫌いが違う2人が一つの共感でここまでやってこれました。
今や、小高に感謝しかありません。

きっとこれからも成長していくと思いますが、全て変化していくことが良いとは思いません。
これからも続けてきた想いは変わらず、切磋琢磨でやっていきたいと思います。
posted by メガネタマーニ at 02:00| Comment(0) | 菊池の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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